明細書発行体制等加算  1 点

当院は医療の透明性と患者への情報提供を重視しています。領収書の発行時に、個別の診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行しています。この明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されています。

明細書の発行を希望しない場合は、受付でお申し出ください。この加算は医療機関の明細書発行体制を評価するもので、明細書の費用ではございません。

医療情報取得加算

当院はオンライン資格確認システムを導入しており、マイナ保険証を利用して正確な診療情報を取得・活用しています。公費負担受給者証についてはマイナンバーカードでは確認できないため、原本を持参していただくようお願いします。

初診時 月に 1 回

  • 加算 1:3 点
    マイナ保険証を利用しない
  • 加算 2:1 点
    マイナ保険証を利用する
    ※他の医療機関から診療情報等の提供を受けた場合を含む

再診時 3 ヶ月に 1 回

  • 加算 3:2 点
    マイナ保険証を利用しない
  • 加算 4:1 点
    マイナ保険証にて資格確認を行い、診療情報の取得に同意した場合
    ※他の医療機関から診療情報等の提供を受けた場合を含む

上記にかかわらず他の医療機関からの紹介状をお持ちの方は 1 点となります。
マイナ保険証によるオンライン資格等の利用にご協力をお願いいたします。

一般名処方加算

当院では後発医薬品の使用促進と安定供給を目指しています。特定の医薬品について、商品名ではなく薬剤の成分をもとにした一般名処方を行うことがあります。これにより、特定の医薬品が不足しても患者さんに必要な薬剤を提供できるようにしています。

例えば

例えば、ムコダイン(商品名)➡カルボシステイン(一般名)
ロキソニン(商品名)➡ロキソプロフェンナトリウム(一般名)
処方されたお薬のうち、後発医薬品のあるすべての医薬品(2 品目以上)が一般名で処方されている場合 3 点
1 品目でも一般処方されている場合 2 点
処方箋の交付 1 回につき加算

医療 DX 推進体制整備加算  8 点(初診時 月に 1 回)

当院は医療 DX 推進の体制を整備し、以下の取り組みを行っています。

  1. オンライン請求
  2. オンライン資格確認
  3. 電子資格確認を利用した診療情報の閲覧・活用
  4. マイナンバーカードの健康保険証利用環境の整備
  5. マイナ保険証の利用推奨の掲示
  6. 電子処方箋の発行(準備中)

外来・在宅ベースアップ評価料(I)

初診時 6 点・再診時 2 点・訪問診療時 28 点(1 日につき)

物価高騰への対応や医療従事者の人材確保・賃上げを目指して、「ベースアップ評価料」が新設されました。令和 6 年(2024 年)6 月の診療報酬改定に伴い、当院でもベースアップ評価料を算定します。

在宅医療情報連携加算

当院では従来の電話や FAX に追加して、ICT ツール【医療介護専用のコミュニケーションシステム「メディカルケアステーション」(MCS)】を使用して、事業所間で情報共有をしております。事業所間で患者さまの情報を ICT ツールを用いて常に連携することで、情報共有が円滑となり、今まで以上に患者さまに寄り添った医療を提供することができると考えております。

外来感染対策向上加算 6 点(月に 1 回)

当院は院内感染防止対策として、必要に応じて以下の取り組みを行っています。

  • 感染管理者である院長が中心となり、従業員全員で院内感染対策を推進します。
  • 院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
  • 感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウィルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
  • 標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。

発熱患者対応加算 20 点

当院では令和 6(2024 年)年 6 月 1 日の診療報酬改定に伴い発熱患者等対応加算を算定させて頂
きます。

外来感染対策向上加算の届出医療機関において発熱、呼吸器症状、発疹、消化器症状、その他感染症を疑わせる症状を呈する患者様に対して適切な感染防止対策を講じた上で診療を行った場合に、初診または再診時に算定を行います。