当院ではすべての診療科目において、エビデンスに基づいた診療を、患者様の希望を考慮しながら行っています。

エビデンスとは

エビデンスとは、実験や調査などの研究結果に裏づけされた「証拠」「根拠」という意味です。それぞれの分野の研究者が書く研究論文にまとめられ、各医学誌や学会誌に掲載され、広く医療人に認知される必要があります。

医学の進展は日進月歩です。そのため、医師は常に最新の情報を得ていく努力を積み重ね、治療に役立てていかなければなりません。一方、近年は人々の健康意識が高まり、誰もがテレビやインターネットなどで健康・医療に関する数多くの情報を入手するようになってきています。

それらの情報が必ずしもすべて正しく効果があるとはいえず、各種健康法には、往々にして十分なエビデンスがないものがふくまれていることがあります。

エビデンスを伴わない情報について

エビデンスが伴わない不確実な情報にもかかわらず、宣伝文句にのせられて健康法や治療法、薬を選ぶのは非常に危険です。その健康法などがエビデンスに裏づけられたものであることを知ったうえで、選ぶことの重要性はいくら強調してもしすぎることはありません。

当院では、こうした雑誌やデータベースを活用し、常に最新のエビデンスを取り入れながら、毎日の診療に役立てております。